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三浦綾子さんの執筆された作品を紹介しています。


人間の原点―苦難を希望に変える言葉


人間の原点―苦難を希望に変える言葉

人間の原点―苦難を希望に変える言葉
【発売:2001年8月】

本書は、99年に逝去した北海道旭川の作家・三浦綾子氏の小説、エッセイより、生きる指針となる名言名句を集めた箴言集。
よく知られているように、著者は敬虔なキリスト教信者であった。しかしその作品はキリスト教の枠を越え、多くの人々が日常で感じている「よりよき生とは」「理想とは」「社会正義とは」「エゴイズムの克服とは」といった問題について言及し、多くの共感を呼ん。
本書の見出しにも次のようなフレーズが並ぶ。「人は皆、奇跡的な存在である」「華やかに生きている人でさえ、孤独なのだ」「生きることは権利ではなく義務である」「男と女が魅き合う強烈な力とは」「差別やいじめのない教育」「思いやりと優しさの本質」等々。

三浦文学の根底にある精神の自由と祈りは、北海道の過酷な風土に鍛えられた者たちのみがもつ優しさと、北海道の歴史の浅いゆえの心の自由さによるものだといえよう。

あらゆる苦難を希望にかえる言葉230編である。


人間の原罪、神の慈悲、愛することの苦悩など人生の原点を見つめてきた作家の箴言集。「氷点」を始め全著作より200編を厳選。


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三浦綾子の本