胸の奥で静かに響く、三浦綾子さん最後のメッセージ。
創作への尽きせぬ思い、闘病、神への祈り、生と死――。執筆再開を願いながら、ついに叶うことなく77歳の生涯を終えた著者が遺した、魂をゆさぶる感動の書。
人間の生活は、つきつめれば誰しも感謝と謝罪の二語につきるのではないか―。
日々襲いかかる病魔と闘い、一人遺言をしたためながら胸に浮かぶ、時、人、言葉…。
作家デビュー以後の軌跡を刻む本書の執筆再開を願いながら、ついに叶うことなく七十七歳の生涯を終えた著者が最後に遺した、魂を揺さぶる感動の書。