三浦綾子 小学館
「私の闘病生活は宝の山…」「弱虫二人、苦しいことも多々ありましたが、幸いまた新年を迎えさせていただきました。 まさにお陰さまの一語あるのみです…」帯状疱疹や直腸癌、パーキンソン病などの難病に耐え続け、99年に亡くなった作家、三浦綾子氏。生前三浦氏が著者に宛てた手紙を中心に、その苦難の道を振り返る。夫・光世氏とともに闘病生活をどう耐えたか。あの名作はいかに生まれたか、なぜこれほど多くの作品を遺せたのか…。 苦難こそ神の贈物とし、真摯に生きる姿が手紙の中から立ち上り、生きる勇気を呼び起こす。
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