三浦綾子 小学館

銃口〈下〉

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銃口〈下〉
【発売:1997年12月】

和16年、思いもよらぬ治安維持法違反の容疑で竜太は、7か月の独房生活を送る。
絶望の淵から立ち直った竜太に、芳子との結婚の直前、召集の赤紙が届く。入隊、そして20年8月15日、満州から朝鮮への敗走中、民兵から銃口をつきつけられる。
思わぬ人物に助けられやっとの思いで祖国の土を踏む。再会した竜太と芳子の幸せな戦後に、あの黒い影が消えるのはいつ……過酷な運命に翻弄されながらも人間らしく生き抜く竜太のドラマ。

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三浦綾子のプロフィール

小説家、女性作家、エッセイスト。 1922年4月25日 - 1999年10月12日。北海道旭川市生まれ。
故郷である北海道旭川市には「三浦綾子記念文学館」が建てられ、三浦綾子さんの偉業の数々が展示されてあるそうです。
著書には『氷点』『続・氷点』『泥流地帯』『続・泥流地帯』『塩狩峠』『銃口』『細川ガラシャ夫人』『母』『夕あり朝あり』『難病日記』『永遠のことば 』『旧約聖書入門』『新約聖書入門』等の作品があり、幅広い作風で活躍されていました。

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